金沢大学 学校教育学類

在学生 卒業生 教職員

共同教員養成課程の特色

多彩な学類科目と
幅広い知識の獲得

専門科目の授業風景

金沢大学と富山大学が共同で開設する共同教員養成課程では,金沢大学と富山大学の両方の教員が学生教育に携わります。これによって学生は,これまでよりも幅広いテーマの科目を受講できるようになります。富山大学の教員の授業も角間キャンパスで開講されますので,富山まで移動する必要はありません。

野外体験活動や
学校実習を通じた
「体験し考える力」

野外体験活動

学校教育は教室だけで行われるのではありません。教員を目指す学生の教育も同様です。これまでの教育実習に加えて,新しい共同教員養成課程では,合宿や学校での活動実習を重視しています。大学で学んでいる科目が,実際の学校での教育とどのように関わるのかを,1〜2年次のうちから体験を通じて考えることは,確かな実践力の育成に寄与します。

出身県でできる
教育実習や
学校ボランティア

教育実習の様子

金沢大学に入学したいけれども,将来は出身県の富山県で教員になりたいから,学生のうちに富山の学校教育も体験したい。共同教員養成課程はこのような希望も叶えることができます。大学の勉強は金沢で,教育実習は富山で,という従来にはできなかった活動が,共同教員養成課程によってできるようになります。(石川県と富山県の出身者限定)

多様な探究心に応える
ユニットによる
指導体制

教員&学生ユニット

学生は1年次から少人数の学生ユニットに分かれ,各ユニットにアドバイス教員がつきます。対応する富山大学のユニットとの交流も行います。

また,卒業研究を決定するまでの期間に,研究の興味が変化することも十分ありえます。たとえば,入学したときには,特別支援学校の教育について漠然と考えていたけれども,大学の授業をとおして美術の教育方法を学び,特別支援学校の子どもに効果的な美術教育の方法を研究したくなるかもしれません。共同教員養成課程では,希望免許種と卒業研究をそれぞれ選ぶことができるため,希望免許は特別支援,卒業研究は美術教育といった柔軟な選択ができます。

4年間の学習の
バックボーンとなる
「なるためのノート」

なるためノート
(美術の学生が毎年新しいカバーをデザイン)

「教師になるためのノート」(通称「なるためノート」)は金沢大学で10年以上活用されてきた,自学自習教材です。学生は4年間を通じて,「なるためノート」に用意された課題に取り組みます。課題の中には,現在の教育問題について仲間と議論するものもあり,他人の意見を踏まえながら,自分の考え方を組み立てる訓練を行います。